アーユルヴェーダのトリートメントとケア方法 精神的ストレスに効くシロダーラ
こんにちは。
アーユーコです。
アーユルヴェーダの基本は
三種類の生命エネルギーである
ドーシャのバランスを整える事でございます。
そのバランスを整える為、
たっぷりとオイルを使用して施術を行い、
五感を開放し、
デトックスしていきます。
アーユルヴェーダの
代表的な浄化方法として
シロダーラ(SHIRODHARA)があります。
頭にオイルを垂らす施術を
ご存知の方も多いかと存じます。
ただ、この施術は、
誰もが行ってよいものではございません。
まず、この施術を実行する際には、
アーマ(未消化物)がない状態で
実施されなければなりません。
まずは体全体にオイルトリートメントをする
アヴィヤンガなどで
アーマ(未消化物)を取り除いてから
シロダーラを実施します。
シロダーラは、
専用の木のベッドに寝て、
頭上から温めたオイルを
額の「第三の目」と呼ばれる位置に
垂らします。
そこに刺激を与えることで、
中枢神経を揺り動かし、
思考をクリアにしていきます。
また、オイルを垂らし続けることで、
瞑想に似た精神状態に陥ります。
その日のシロダーラが終わったら、
人と話してはいけません、
風に当たってはいけません、
重性の食べ物を食べてはいけません、
激しい運動をしてはいけません、
など、
色々な制約があります。
また、シロダーラ治療がおわるまで、
あたまに布を巻いて過ごします。
お食事も、散歩も、
ドロドロにオイルがついた頭に
布をまいた状態で行います。
シロダーラ中は、
過去にあった嫌なことを思い出すそうです。
不安、緊張、ストレス、鬱など
精神的な闇に効果があると言われています。
一般人は、白い布で頭を覆って過ごしていますが、
中には、おしゃれスカーフで、
シロダーラ中を過ごす海外のご婦人も
いらっしゃいました。
流石です。